夏タイヤ 冬タイヤの違い
カテゴリー
:ショールームダイアリー
スタッフ
:浦田 ユカリ / ウラタ ユカリ
[セールススタッフ]
[2020/05/22]
こんにちは!
営業の浦田です。
本格的に暑くなり、全国的に夏タイヤシーズンになりました。
既にスタッドレスから夏タイヤには履き替え完了しているでしょうか?
今回は夏タイヤと冬タイヤ(スタッドレス)の性質の違いについてご紹介いたします。
スタッドレスタイヤは冬の凍った路面で滑りずらいタイヤなのだから、梅雨の路面もしっかり止まってくれそう!
今年の、冬タイヤの溝も浅くなったし夏にも履いてつぶしちゃおう!
と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、その使い方には危険な場合があるんです。
こちらはスタッドレスの写真です。
細かい溝がたくさん入っています。
夏タイヤに比べると触ったとき柔らかいですね。
このこまやかな溝のおかげで氷の上の薄い水の膜を吸い上げて氷の表面にぴったりと引っ付くように作り上げられています。
ゴム自体が柔らかいので夏タイヤに比べても減りは早いです。
こちらは夏タイヤのお写真です。
見比べてみると、スタッドレスタイヤよりも溝が大きく入っていますね。
これは、雨などの比較的厚めの水膜を集めてはじき飛ばすという役割を持っているからです。
夏の灼熱の路面でタイヤがぐにゃぐにゃにならないよう、ゴム剛性も高く作られています。
それでは、夏のぬれた路面をスタッドレスタイヤで走行した場合、水の膜ははじけるのか。。。
答えは、△です。
はじけないわけではないですが、夏タイヤほどのウェット性能は期待できません。
そのため、夏にスタッドレスを履かれる場合はコーナリングやブレーキングには注意が必要です。
ハイドロプレーニング現象に気を付けてください。
夏タイヤのメンテナンスはお済ですか?
安全に楽しいカーライフを送って頂くためにもメンテナンスはしっかりしていただきたく思います。
いつでもご質問やお問い合わせをお待ち申し上げております。